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食中毒予防の季節です! [食中毒対策]

自動アルコール噴霧器.jpg

食中毒を起こすことで知られるブドウ球菌(staphylococcus、スタフィロコッカス)はグラム染色で紫色になるグラム陽性球菌であり、毒素の極めて強烈な黄色ブドウ球菌(staphylococcus aureus、スタフィロコッカスアウレウス)と毒が脆弱なコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(coagulase-negative staphylococci)の2種になります。

帰宅時、トイレから出た後などは手洗いを徹底する
手拭きタオルは毎日交換する
調理済の料理は早めに食べる
食材はよく加熱する
まな板や包丁はしっかり洗浄、消毒する




食中毒防止は食生活習慣を見直すことから!


食中毒を起こしやすい季節になりました。

食中毒の原因は、約40%が細菌、
約50%がウイルスと言われています。

これからの梅雨時期は、高温多湿の環境のため、
細菌が増えやすく食中毒の件数も増大しています。


食中毒予防の4原則



・まず、細菌をつけない・増やさない・やっつける。
これは基本3原則です!
・排便習慣の見直し
意外ですが、排便回数の多い人のほうが症状が軽い
結果が出ています。
腸内の有用菌が優勢な状態は、食中毒菌などの有害菌の
増殖を抑えることがわかっています。

腸内フローラを良好に保つことは、腸内環境を整え、
腸のバリア機能を強くし、侵入してきた食中毒菌による
感染を抑える感染予防につながると言えます。




仮に食中毒になってしまった場合でも重症化させない
ためにも、日頃から体調管理や日々の排便習慣を整えて
置くことが重要です。



食中毒を起こす原因菌



食中毒を起こす原因菌の種類は、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、
サルモネラ属菌の3つが3大原因菌として挙げられていましたが、
近年の食生活の変化(欧米化)により、肉類の摂取増加で
カンピロバクター菌が増加。

また、カキなどの貝類によるノロウイルスも多くみられます。

自給率40%の我が国では、食材の半分以上を海外からの輸入に
頼っています。

これは、今迄日本になかった外来菌が増えてきて汚染される
可能性があるという事。

新食中毒の広がりも懸念されますね。



食中毒を起こす最近の種類と症状



食中毒も発生原因や症状によって以下の3つの型に分類されます。

1)感染型:サルモネラ・カンピロバクターなど
細菌に汚染された食材を直接口にすることで、食中毒を
引き起こすこと。

腸内にたどり着いた菌が腸管内でされに増殖、腸管組織に侵入
組織を破壊し炎症を引き起すもの。

結果、腹痛や下痢などの症状発生。
重症時は血便が出ることも。


2)生体内毒素型…腸炎ビブリオ・病原性大腸菌など
腸管内で菌が作り出した毒素により発症。菌により症状も様々。
主に腹痛、下痢、発熱などが見られます。

3 毒素型…ボツリヌス菌・黄色ブドウ球菌など
細菌が食品内で増殖し、毒素を経口摂取することで発症。
感染型ではありません。

神経毒作用を持つものや恐い毒素を作り出すものもある。



家庭でできる6つの食中毒予防ポイント



1)買い物
・消費期限内に使いきれる食材を購入
・肉と魚はビニール袋に分けて保管
・保冷管理する

2)保存
・帰宅後すぐに冷蔵庫へ
・肉や魚は汁がもれないように保管
・冷蔵庫は10℃以下。冷凍庫は-15℃以下
・食材は詰め込みしすぎないよう70%程度に。

3)料理前の下準備
・冷凍食品の解凍は冷蔵庫で
・野菜もよく水洗い
・調理済の両氏は早めに食べる
・生肉や魚などが付いた調理器具はすぐ洗浄、消毒
・まな板や包丁はよく洗って消毒

『プロ愛用おすすめのまな板』





4)調理
・調理前はしっかり手洗い
・加熱は十分に火を通す
・台所は常に清潔に


5)食事
・食材の盛り付けは清潔な食器、器具で
・食事の前に手洗い
・長時間室温で放置しない

6)残り物
・清潔な容器に保存
・時間が経ちすぎたものは廃棄!
・温めなおすときは加熱を十分に

『食器乾燥機』


7)他
・帰宅時、トイレから出た後などは手洗いを徹底する
・手拭きタオルは毎日交換する

『手をかざすだけ、自動アルコール噴霧器』


食器乾燥機



いずれも、食習慣生活に必要ですね!

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