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便秘症改善に漢方薬、ついでに体質改善も出来ちゃう [生活習慣]


ご存じですか?
便秘症に漢方薬が見直されています。
漢方薬を服用するうえでも、その人の体調に合わせて処方
していくことが大切です。

ご自身の体質に合った漢方薬を正しく服用していると便秘症
解消のほかにも思わぬ効果が生まれることもあります。

漢方ではこのことを、「標本同治」(ひょうほんどうち)と
表現されます。
便秘を改善することによって、その奥に隠れていた他の病気
も改善できるといいます。

漢方薬で便秘解消と体質改善の一石二鳥の効果


例えば、便秘が治ったと同時に肌の調子がよくなって、
肌荒れも改善したケース。
また、便秘を直したら生理痛の症状も改善されたというケース。

子供に対しても便秘を治すと、胃腸機能が改善して胃腸の
調子が良くなったケース。
さらに、精神的に安定し落ち着いたというケースも聞かれます。
体質改善というものですね。

便秘で対処療法をして治しながらさらにその奥に隠れている
原因部分までケアするなんて一石二鳥です。

便秘症で悩んでいる方はぜひ漢方薬を一度試してみることを
おススメします。
漢方薬服用の際は必ず専門医に相談してから服用しましょう。

特に妊娠中の女性などは胎児に影響のある生薬もありますから
尚更注意が必要です。

漢方薬を服用するだけでなく、当然ながら日頃の生活改善にも
取り組んでください。
効果の相乗効果が期待できますよ。


便秘解消におススメの漢方薬



まず便秘の際に最もよ使われる漢方薬は「大黄甘草湯」
(だいおうかんぞうとう)です。
市販の漢方薬のほとんどにこの生薬が配合されています。

漢方薬は市販薬なので誰でも服用することができますが
この「大黄甘草湯」は体力が普通以上の人向けです。


とか



体力があまりない人にお勧めは「桂枝加芍薬大黄湯」
(けいしかしゃくやくだいおうとう)です。



また、便がコロコロで硬くてウサギの糞のよう形の人には
潤いを与えることができる「麻子仁丸」(ましにんがん)や
「潤腸湯」(じゅんちょうとう)がおススメです。





ご紹介した漢方薬にはすべて「大黄」や「麻子仁」という
生薬が入っていて、これには下剤作用が含まれています。
服用すると企画的すぐに効果が現れます。

下剤作用がある生薬を好まない方には、「桂枝加芍薬湯」
(けいしかしゃくやくとう)や「小建中湯」(しょうけん
ちゅうとう)といった漢方薬もあります。
便秘と下痢を繰り返しているような症状の人にはこれらの
漢方薬がおススメです。
即効性はありませんが、継続すると効果が現れてきます。

「桂枝加芍薬湯」


「小建中湯」



まとめ


ここに挙げた漢方薬以外にも多くの漢方薬が販売されています。

これらの漢方薬を服用するだけではなく、日頃の生活習慣改善
にも取り組みましょう。

毎日規則正しく食事を摂って程度の運動をして十分な睡眠を
とることも重要です。

これらを十分に守ったうえで漢方薬を不要するとその効果が
きちんと発揮されます。

お試しください。



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